ikeike443のブログ

ソフトウェアビジネスに関心がある系のブログ

2014年まとめ

これを書いてる時点で今年もあと1時間半です。

本業では現場復帰しました

2013年にDeNAに入社して以来、他社で言うDeveloper Advocate的なことをしていたんですが、今年の4月に入ってその職を離れてWebサービスの現場に復帰しました。

スクラムマスター的な立ち位置で色々やらせていただきました。

書籍を出しました

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

2年ほどかかっていた書籍をついに出しました。

『チーム開発実践入門』という本を書きました - ikeike443のブログ

おかげさまで増刷しました! ありがとうございます!

増刷しました 『チーム開発実践入門』 - ikeike443のブログ

『チーム開発実践入門』増刷しました! 3刷です! - ikeike443のブログ

電子書籍も出ました!

『チーム開発実践入門』も電子書籍になるよ - ikeike443のブログ

韓国語版も出ました! ちなみに来年は中国語版が出る予定です。



良かったら下記にも投票してね!

「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞(ITエンジニア本大賞)」 - ikeike443のブログ

レビューもしたよ

洋書だけどレビューにも関わりました。日本語書籍もレビューしてみたい。。。誰かオファーください。。

レビュアーとして関わった "Jenkins Continuous Integration Cookbook"が来年1月に出ます - ikeike443のブログ

登壇もしました

少しだけどお呼ばれしてお話させていただきました。呼んでくださった方々、本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

デブサミ

相澤さんにお声がけいただきました! 初デブサミ

デベロッパーサミット2014 OSSコミッタ大集合に登壇してきました - ikeike443のブログ
デブサミは前職でイベント管理の支援という形で関わっていたんですが、出る側になるとは思いませんでした。

DevLOVE

市谷さんにお声がけいただきました!

#DevLOVE でお話させて頂きました - ikeike443のブログ
上記についてはgihyo.jpにもレポートしていただきました。

池田尚史氏に聞くチーム開発の極意 ~「進め,現場のチーム開発 ~チーム開発実践入門」レポート:レポート|gihyo.jp … 技術評論社
その時のスライドは下記です。

チーム開発をスムーズにするために何ができるか

DevLOVE関西

はてな本社に呼んでいただきました。初はてな

#DevLOVE 関西でお話させていただきました - ikeike443のブログ
その時のスライドは下記です。

Dev love kansai

来年に向けて

来年も何かしらアウトプットをしようと思っています。

『チーム開発実践入門』増刷しました! 3刷です!

あざす!
皆さんのおかげです!
1年経たずに3刷はどうなんでしょう。早い方なんでしょうか?


ちなみに電子書籍も販売開始しました。

チーム開発実践入門──共同作業を円滑に行うツール・メソッド | Gihyo Digital Publishing

レビュアーとして関わった "Jenkins Continuous Integration Cookbook"が来年1月に出ます

下記の本をレビューしました。2012年に出た本のアップデート版です。
Jenkins Continuous Integration Cookbook - Second Edition | Packt

ちなみにレビュアーとしては2冊目です。なぜかまた洋書という。。英語喋れないのに英語の本レビューしている俺氏。日本の技術者に友だちがいない俺氏。。
ちなみに1冊めのレビューは下記でした。
レビュアーとして参加したPlay Frameworkのスターターガイド(洋書)が出ました - ikeike443のブログ


内容的には、Jenkinsのレシピ集で、どちらかと言うと大規模なエンタープライズ案件においてどう設定して運用するかみたいな話が多いです。

目次的には下記のイメージ(のはず)。

  • Integrate Jenkins with LDAP and SSO solutions
  • Maintain and secure Jenkins
  • Run an integration server firing automatic functional and performance tests
  • Communicate through social media and by plotting custom data
  • Skin Jenkins to your corporate look and feel
  • Refine the use of code metrics to improve quality
  • Write your first custom Jenkins plug-in
  • Apply tweaks to optimize your use of Jenkins

まだ製本されたものをもらってないのでアレなんですが、若干内容的に古めの部分がありましたが、レビューで指摘したので最新版にアップデートされて来るのではないでしょうか。

英語が読めて、Jenkinsのレシピを色々読んで参考にしたいという人には、悪くない選択肢じゃないでしょうか。


日本語技術書のレビューを一度はやってみたいです。。誰かオファーしてください。。

『チーム開発実践入門』も電子書籍になるよ

大人気「WEB+DB PRESS plus」シリーズを一斉電子化,先着500名様にオリジナルステッカーをプレゼント ──12月10日に20冊を同時刊行:ニュースリリース|gihyo.jp … 技術評論社

12月10日発売だそうです。買ってね!


チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

紙もあるよ!

「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞(ITエンジニア本大賞)」


ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書 大賞 2015

2015年の翔泳社ITエンジニア本大賞の一次投票が始まっています。

僭越ながら拙著『チーム開発実践入門』も候補に上がっております。*1
お読みくださった方で気に入ってくださった方がいらしたら、ぜひ投票してください!

よろしくお願いします!

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

チーム開発実践入門 ~共同作業を円滑に行うツール・メソッド (WEB+DB PRESS plus)

*1:ちなみにここに上がっていない本でもISBNを直接打ちこむことで投票することが出来ます

紙の本の話


f:id:ikeike443:20141129004459j:image
伽藍とバザールが紙の本になってたので買ってしまった。

伽藍とバザールはすでにWeb上でフリーのものがあるし、もちろん僕何回も読んでいる。名論文だよね。

でも紙で買ってしまった。

笑ってくれても構わない。でも紙には魅力がある。ぬくもりがー、とかそんなんじゃなくて、もっといいポイントが。

紙は触って、置いて、並べて、眺めることができる。僕以外の人も。

子供の頃、父親の書棚を見て、自分の知らない難しそうな(でも面白そうな)事柄に思いを馳せたことはないだろうか。様々な分野に興味を持ったことはないだろうか?

僕はある。僕はそれを自分の息子にも感じてもらいたい。それができるのは今のところ紙だけだ、と思う。

Webや電子書籍は便利で高機能だ。そしてパーソナルなものだと思う。僕もたくさん電子書籍を持っている。それもとても良いんだけど、個人で楽しむだけではないことをしたい。

子供の頃に受けた影響は後々までインパクトを与える。子供にいろんなことに興味を持ってもらいたい。

だから紙で買った。

そんな話。

『Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築』を読んだ

自分は基本的にアプリケーションエンジニアで、いわゆるインフラまわりはそんなに強くないので買ってみた。

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築

結果的に言って、書かれていることで知らないことはなかったが、久しぶりにAWSを触ってサーバー構築などしてちょっと楽しかったなあと思う。

この本は、アプリケーションエンジニアでインフラ構築などをしたことのない人を対象に、ネットワークやサーバー構築のごくごく初歩的な部分をハンズオンで学ぶことのできる構成になっている。

対象読者としては、アプリケーションエンジニアとして2,3年働いたが、インフラに関わったことがなく、アプリケーションコードを書くこと以外はよく知らない、みたいな人か。そういう人にとってはいい取っ掛かりになる本だと思う。

図を豊富に使ってサーバー構築に苦手意識がある人をフォローしようという意識が感じられるのは好ポイント。
一方でAWSのサインアップの仕方は書いてなかったり、Linux自体の使い方については全く説明がないので、完全な初心者は途中で詰まってしまうだろうなあと思う。あくまである程度Linuxを使ったことがあって、基本的な操作には戸惑わないことが前提になっているので注意。

そういう意味でも、やはり「アプリケーションエンジニアとして2,3年働いたが、インフラに関わったことがなく、アプリケーションコードを書くこと以外はよく知らない」みたいな人にハマる本だと思う。

自分がそういう人だと思うなら、買ってみてもいいのではないでしょうか。

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築



ちなみにリーダブルコードも今更だけど読んだ。
本のサイズも内容もコンパクトに過不足なくまとまっていて読みやすい。携帯もしやすい。
翻訳文も軽妙で楽しい。時々読み返すにもいい本だと思う。

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)


こういうテックコラムみたいな本、最近見ないなあ。
Joel on Softwareとか、久しぶりに読みたくなった。

Joel on Software

Joel on Software

More Joel on Software

More Joel on Software

コラムだとこのへんも面白かったなあ。(懐かしい。。)

Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方

Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方

BEST SOFTWARE WRITING

BEST SOFTWARE WRITING

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学


これも定番ですな。。(これは嫌いな人は嫌いだよね。傲慢で差別的だから)